なかなか子どもを授からず不妊治療をしていましたが、原因不明で歩けなくなりました。      その他、甲状腺疾患のこと、趣味のガーデニングのことなどを綴っています。
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
信頼が揺らいでいく
2009年02月11日 (水) | 編集 |
先生の耳を疑うような言動は不妊治療の話だけに留まりませんでした。

これは、入院してどれくらい経ってからのことか忘れましたが
私の太ももに注射をするとき

「ここにヒモをグルグルに巻いたら、ボンレスハムになるな~。」

と 笑いながら言われました。

「先生、失礼ですよぉ~」 

私はヘラヘラ笑いながら流しました。

冗談で言っておられるのは分かりましたが
内心はとても傷ついていました。

歩けなくなって1年以上が経ち、抗うつ剤も長期間飲んでいたため
体重はものすごく増えてしまいました。

歩けないので筋トレをしたり、1日1200~1300kcal になるように
口に入れるもの全てを細かくカロリー計算して、少しでも痩せるようにと
努力していましたが、抗うつ剤は代謝を落とすし、太る作用があるので
いくら頑張っても体重はほとんど減ってくれませんでした。
(退院後は8キロも体重が減っていましたが・・・。)

このときは、太ったのが原因で太ももが太いんだと思っていましたが
病気のせいで悪い筋や腱が多すぎて、張りと浮腫みが
ひどかったのだということが分かっていませんでした。
もちろん、先生もそんなこと分かっておられなかったのでしょう。

こんな思いをしているのは、私だけではありませんでした。
他の入院患者の女性にナイーブな質問を平気でしたり
土足で人の心に踏み込むようなことを何度も言っておられました。

はじめは頭で打ち消していた先生のこういった言葉も
何回も聞くうちに、だんだんと打ち消せなくなっていきました。

その他にも毎日の回診や夕方の注射の時に

「今日は、どうだった?」 

と聞いてくれるのはいいのですが
症状など毎回きちんと説明をしているのに
毎回同じことを言っていても、先生が覚えておられないことが
あまりにも多かったのにも段々と嫌気がさしてきました。

はじめは忙しいから仕方がないと言い聞かせていましたが
発症した原因や、痛みの箇所、肝心なところを忘れられている
ということが多々あり、本当に先生は話を聞いておられるのか?
という疑問が沸いていき、毎回同じことを言ってると自分に気付き
先生はきっと覚えておられないのだと確信しました。

これも私だけに限ったことではなく他の人にもそうでした。

先生が毎日患者の症状を聞かれていても
覚えておられないのでは全く意味がありません。
しかも、治療に最も重要な情報が頭に入っていなかったら
意味のない注射を受けているのと同じような気がしました。

私の場合は

「関節鏡をしたのは1箇所だったっけ?」
「痛いのは、どっちだったっけ?」 


1回でなく何度も聞かれました。

右膝が痛いということは覚えてらっしゃる時もありましたが
そのうちしばらくすると同じ事を聞かれたり
痛い箇所が反対だと言われたり。

それから 「院内は杖なしで歩けるね」 この言葉。

毎日の注射の時に、散歩はどれくらい歩けたとか
調子はどんな感じだとか説明しているのに

「院内は杖なしで歩けるね」 

これだけは毎日毎日同じことを聞かれて
どうして毎日毎日同じことばかり聞かれるのだろうと
そのうちストレスになっていきました。

散歩に行って、ある程度の距離が歩けているなら
院内を杖なしで歩けるどうか毎日毎日確認する必要が
どこにあるのか。 

そして、そんな時に言われたのが

「君は Hoffa病 じゃないか?」

急にそんなことを言われ、もちろんその病気の意味も分からず
後で自分で調べてみると

別名 『膝蓋下脂肪体炎』 と書いてありました。

先生が言うには、私の膝は他の人より脂肪がたくさんついている。
普通はそんなに膝の上に肉はない。 
だからその病気じゃないかって。

調べてみたら、当てはまるところも少しありましたが
決定的に違うのは、ある文献によると
「膝を屈曲すると痛みが消失する」 とあったこと。

私は痛くて膝を曲げられません!!

入院して2ヶ月以上も経つのに今更何を言ってるの?
そんな思いでいっぱいでしたが
翌日には丁重に否定しておきました。

(今から思えば、その脂肪だと思われていたのも
腫れて肥厚していた状態だったのに・・・。)

こんな状態が続いていき、だんだん先生の言葉を
信頼できなくなっていきました。

そしてそんな中、毎日の注射も雑になっていきました。

患者が印をつけているのにそこには注射をしなかったり
数が多いと何も言わずにたくさん飛ばしたり
変な角度から注射をしたり。

患者が丸をつけるのも数が多かったり、背中や腰、お尻などは
見えないので鏡で見ながら丸をするのが大変な作業でした。

丸付けだけでとても疲れるし、不自然な体勢でするので
体中が痛くなります。

だからといって、丸をつけないと適当極まりない
注射の仕方をされるので丸をつけないわけにはいきませんでした。

先生が忙しいのは重々承知だけど
適当な注射が続いたり、あまりにもひどい対応が続くと
入院している意味が本当にあるのかどうかすら
疑問に思えてきました。

だけどやっぱり治りたい。

そのときは、この治療しかない!ここしかない!
そう思い込んでいました。

すがるしかなかったのが辛いところでした。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
患者を物としか思っていない様に思えてきます。
腹ただしいです!
患者は弱い立場だから、下手な事を発言できないし・・・
本当に信頼関係が遠のくいっぽうですよね。
わたしはペインクリニックで全身麻酔をかけられて脳に強い電流を送る治療を実験台にさせられ、うけました。もちろん痛みが取れるのだと信じて・・・他の病院から色々な科の先生も見学に来ていました。
結局効果はありませんでした。
なにより腹立たしいのは、後から本当はこの病院でこの治療をしてはいけない事を知ったからです。
患者って何なのでしょう・・・・

やはり信頼関係が大切ですよね。
2009/02/11(Wed) 14:39 | URL  | みみ #bMuNBHl.[ 編集]
みみさんへ
みみさんは本当にたくさんの辛い経験をされてますね。
脳に電流を送る治療のこと、実験台だなんて・・・。
しかもその病院でしてはいけない治療だったなんて・・・。
本当に腹立たしいし悔しい思いでいっぱいです!
医者は患者を何だと思っているんでしょうね。
手術にしても難しい治療にしても、それを選ぶように
医者は話をしてくるでしょ? 患者は知識がないから
本当に効くかどうか、弊害や副作用のことも分からないのに・・・。
しかも医者まで十分な知識なく治療される場合もあるから怖いです。
患者はどうしても弱い立場だから悲しいですね。
信頼関係は治療をしてもらう上で大切なことですね。
2009/02/11(Wed) 15:58 | URL  | けろ→みみさん #r.3wvYC6[ 編集]
思い、、、!!
けろっこさん、、辛い思いされたんですよね。
私も、このジストニアに罹って、12年目です。
今でも、心の中から、消えない言葉とか、消えない思いとか、、本当にいっぱいあります。
医者から、歩けないふりをしているとか、自分で、病気を作っているとか、、これが、患者に言う言葉って、耳を疑うことも、、
悲しいものです。本当に、、、
私も、2ヶ月、入院した時に、もう薬の治療法がないと言われて、毎日、毎日、薬が増えていって、退院する時には、27錠までも、増えて、なにか自分が薬物中毒になったような、、!!
退院したのに、もう、身体が、だるく、睡魔が、襲い本当に大変だった。
患者をなにか実験台のように、思われたように感じます。
だから、けろっこさんのこと、思い、よくわかりますよ。
2009/02/13(Fri) 20:10 | URL  | やす #-[ 編集]
やすさんへ
やすさんからいつも聞く言葉、「歩けないふりをしている」
「歩けないふりをしている」 本当に胸が痛いです。
聞いているだけでもこんなに苦しくなるのに、実際に言われたら
一生消えない傷になるのは当然です!!
本当に医者の言う言葉か!と憤ってしまいます。
やすさんも辛い思いをたくさんされてこられましたね。
薬の副作用は侮れませんよね。 倦怠感や眠気でほとんど動けない
状態になってしまいます。 しかも30錠近い薬を毎日飲むなんて・・・。
内臓にもかなりの負担を掛けますよね。
疼痛や不随意運動を抱えた病気に何か打開策はないのかと
心の底から思います。
2009/02/14(Sat) 13:08 | URL  | けろ→やすさん #r.3wvYC6[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。