なかなか子どもを授からず不妊治療をしていましたが、原因不明で歩けなくなりました。      その他、甲状腺疾患のこと、趣味のガーデニングのことなどを綴っています。
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移植と凍結
2009年05月24日 (日) | 編集 |
(移植日のエピソード 続き その1 です。)

先生から移植と凍結について説明が始まりました。

このクリニックでは、グレード1~3までを
良好胚としているそうで、移植については
グレード3のものを1つ移植する。

そして凍結に関しては、基本的に
グレード4や5は凍結対象にしていないとのこと。

分割の進んだものが沢山ある場合は、4~8分割くらいで
凍結するものと、胚盤胞といって着床寸前の状態まで培養を続け
胚盤胞の状態で凍結するものに分けるそうですが
私の場合は、数もなければ質も悪い。。

凍結すると、その凍結卵を融解して次に使う際に
グレードが落ちてしまうことも考えられるし
融解した時点でダメになってしまう可能性もあるとのこと。

しかも凍結するにはかなりの費用もかかってしまうので
患者の負担を減らすためにもグレード4と5の凍結保存は
勧めていないそうです。(費用: 約 \65,000~\70,000)

グレードが悪くて次に使えるかどうかわからないものを
凍結するよりは、凍結胚ができなかったのは残念だけど
次にまた採卵からやり直したほうがいいとのこと。

今まで妊娠できなかったのは、卵子の質が悪かったからかと聞くと
今回、たまたま悪かっただけで、次の採卵ではいいかもしれないし
それは分からない。 今までも理由は分からないけれど
1回目悪くて、2回目はすごく良かった人もいらっしゃるそうです。
もちろん何度やっても結果が同じ場合もあるそうですが・・・。

そこで先生は私にこう言いました。

グレード 4 と 5 のものは、廃棄ということになりますが
どうされますか。


えっ!? 廃棄・・・。

廃棄廃棄廃棄廃棄廃棄廃棄廃棄廃棄廃棄・・・

ちょうど移植の前日、生後2ヶ月の赤ちゃんを見に
友達の家に行ったところでした。 
目も見えて愛くるしい仕草や笑顔を見せてくれて
とっても心が和みました。

それから先週、義姉が出産したばかりで
週末にもお祝いに行こうと思っていたところで
義母の喜んだ顔と声が頭を駆けめぐりました。

かわいい赤ちゃんの顔や喜んだ義母の姿が
頭の中いっぱいになり、それと 「廃棄」 という
破壊的な言葉が対照的過ぎて・・・。

体外受精をするまでは受精していたかどうかも
分からなかったけど、今回受精はできるということが分かった。

この受精卵は紛れもない私とダンナの分身で
現時点では生命に繋がる可能性がある。

そう思うとグレードの悪い卵ちゃんたちでも愛しい存在です。 

グレード4や5でも妊娠する確率がゼロというわけではなく
本当にごく稀かもしれないけれど、妊娠されている人はいる。
赤ちゃんのかわいい顔と「廃棄」という言葉が交差して
可能性が少しでもあるのに、この世から生命を奪うような気がして
どうしても返事ができないでいました。
私は、必死で何かいい方法がないかと考え
凍結するのが無理なら、凍結できないグレード4のものを
今回移植するグレード3と一緒に移植できないかと聞いてみました。

だけど、先生の答えは NO でした。
グレード4といっても全く妊娠の可能性がないわけではないので
複数個移植すると多胎妊娠の危険があるからといって
了解してもらえませんでした。

初めての体外受精の場合は移植する数は基本1つと決まっていますが
年齢や施設によっては、初めてでも複数個戻す場合があります。

それで、うまくいったお友達を知っているだけに
私には適応してもらえないことがショックでした。

私が答えに詰まっていると、先生はすぐに決められないだろうから
先に移植だけをすることを提案してくださいました。 

移植は採卵したときと同じように術着に着替え
採卵時と同じ手術室のようなところで行われました。

いつもは経膣超音波ですが、このときは妊婦さんがされる
お腹にゼリーを塗ってやる経腹超音波でした。
本来なら感動があるべきところかもしれませんが
「廃棄」のことが頭から離れず、我慢しているのに涙が出てきました。

移植をするということは、私とダンナの分身が体に入るということで
本当ならこれもまた感動するはずでしたが、そんな感動も一切なく
呆然としていううちに、移植は終わりました。

移植が終わっても答えが出るはずもなく・・・。

どうしようかと考えた挙句、とりあえずダンナに相談することにしました。
仕事中なので電話に出ることができるかどうかは分からないけど
どうしても1人では決められませんでした。

看護師さんに事情を話し、院外に出て電話をしました。

(またまた長くなったので、続きは次の記事で。)
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